手づくり食

愛犬のために食事を手作りしたいという人も増えています。

難しく考えがちですが、興味のある人はフードとの併用やトッピングから始めてみましょう。

手作り食のメリット

・食物アレルギーがある場合、除去できるため安心

・食事療法が必要な場合、愛犬に合わせて調整できる

・消化・吸収が良い

・色々な食材を使用することができる

・水分の摂取量を増やすことができる

・匂いが良く、愛犬が食事をより楽しめる

手作り食のデメリット

・作るのが大変

・栄養の知識がないので、何をどれくらいあげたら良いかわからない

・栄養の調整が難しい

・ビタミン、ミネラルの過不足がわからず不安

・多頭飼いでそれぞれ食事制限がある

手作り食を作る手順

① 必要エネルギーを計算する

② エネルギーから3大栄養素(炭水化物、タンパク質、脂質)を算出する

③ AAFCO(The Association of American Feed Control Officials 米国飼料検査官協会 アフコ)の栄養基準も考慮し、どの食材をどれ位使用するか決める

④ カルシウムなど不足しやすいビタミン、ミネラルが不足していないか計算する

⑤ 食材を食べやすく消化しやすい大きさに切り、調理する

⑥ 食事を与え、食べる様子を見て、食事の切り方や調理方法が合っているかチェックする

⑦ 便の状態を確認し、消化・吸収できているかチェックする

⑧ 体重を継続して測定し、変動がないか確認する

⑨ 体調、皮膚や毛艶などを毎日確認する

犬種によっても体の大きさが様々で、必要量に個体差があります。

手作り食の本や講座がありますので、ぜひ参考にしてください。

※こちらでも講座を行っています