病気別食事のポイント「肥満」
The point “food allergy” of the meal according to the disease
食物アレルギー
アレルギーの原因になる食べ物を特定することが重要です。アレルゲン(アレルギーの原因となるもの)が特定できれば、基本はアレルゲンを除去します。フードの成分表示を確認し、アレルゲンの入っていないものを選ぶようにします。
手作りする場合は、アレルゲンはタンパク質の豊富な食物が多いため、アレルゲンを除去しても、他のタンパク質の多い食物を使用し、タンパク質が不足しないようにします。
アレルゲンが特定できない場合、今まで食べたことのない食物(特に肉や魚、卵、乳製品といったタンパク質の多いもの)で作った食事を与えます。最近では、肉でもラムやカンガルー、鹿などでできたフードやナマズなど魚をタンパク源に使ったフードも市販されています。
アレルゲンがたくさんある場合は、タンパク質を分解したペプチド(タンパク質が分解されて最終アミノ酸になる前段階のもの)の状態のフードも市販されています。ペプチドは、アレルゲンと認識されずアレルギー症状が出にくいため、このようなフードを使うこともあります。フレーバーなどで食欲をそそるように作られていますが、美味しくないことが残念なところです。
その他、糖尿病、肝臓病、心臓病、がんなどの食事療法については、ご相談ください。