ライフステージ別の栄養

子犬の栄養

子犬の栄養

成長期である子犬は、大変多くの栄養が必要です。

体を作るために必要なタンパク質やカルシウムなどミネラルはもちろん、それを使って体を作るためにはエネルギー(カロリー)も必要です。

ここで大切なのは、消化管の発達が不十分なため、消化しやすい食事にすることです。

子犬用のフードはこの条件を満たし、高タンパク高エネルギーになっています。フードは粉末状にしたものを固めてありますので消化も良いですが、ドライフードは保存するために水分量が少ないため、水かお湯でふやかして与えましょう。

手作りする場合は、高タンパク質になるように肉や魚、大豆製品を多くしますが、肉や魚は脂肪分が多いため、脂肪の少ない部位や種類を選びましょう。鶏肉ならささみや胸肉、魚はしらす干しやマグロの赤身などが良いでしょう。

 

 

野菜は消化が悪いため、皮を剥き、しっかり加熱して柔らかくし、ミキサーにかけるなどして細かくします。

カルシウムも必要ですが、犬は乳糖を分解する酵素が少ないため、牛乳など乳製品で下痢することがあります。乳糖が分解され少なくなっているヨーグルトや犬用牛乳、ヤギミルクを使うと良いでしょう。

 

 

また、必要な栄養を十分に摂るには、食事回数を増やします。

生後3〜6ヶ月は4回、6〜12ヶ月は2、3回を目安に与えましょう。

 

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