愛犬と健康に
成犬の栄養
1歳を過ぎた頃から食事は2回にします。子犬の時のように成長により体に蓄積される分は必要ないので、体重あたりの必要量は減ります。犬はあるだけ一度に食べてしまうので、必要量以上は盛り付けないようにします。おやつは必要ありませんが、躾やお楽しみとしてあげても構いません。適性体重や体型であるかを毎日確認しましょう。
食事は決まった時間にあげるようにしましょう。人と同様に生体リズムがあるため、規則正しい時間での生活を心がけることは、体調を崩さないコツです。
季節によって食欲に変化がある、食べる量にムラがあることがあります。
夏は暑いため代謝が低下し、また散歩量も減ることが多いため太りやすくなります。
食欲がなく食事量が減る場合、病気の可能性だけでなく歯周病で歯が痛い場合もあります。
食欲不振が続くようなら病院を受診しましょう。
大切なことは、食事内容だけでなく便の状態もよく見ることです。個体差もありますが、便が毎日出ているか、下痢をするなど便の状態が悪くないか、いつもと違う色や臭いはしていないかなど観察しましょう。
年に1回定期健診で血液検査をすると、食事に過不足がないかの参考になります。
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